02.Linuxの小技(kowaza)

コマンドライン画面の表示行数・桁数を変更する

■ コマンドライン画面の表示行数・桁数を変更する
おそらく、このサイトを見てくれているあなたはコマンドラインでLinuxを操作しているとおもいます。
そのときコマンドライン画面の表示行数や桁数が自分の好みで変更できたらいいなあ。なんて思ったことないですか?表示される文字数が多くて、中途半端に勝手に改行されて画面が見にくくなるそんなことにイライラしたことはないですか?
そんな時はあなたの都合に合わせて、表示行数・桁数を変更しちゃいましょう!!


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$ echo $LINES,$COLUMNS ←まず、最初にいまの行数・桁数を確認します
50,100         ←これが今の行数・桁数です(私は大目に設定しています♪)
$ export LINES=24    ←行数を24行に設定します
$ export COLUMNS=80   ←桁数を80桁に設定します
$ echo $LINES,$COLUMNS ←もう一回行数・桁数を確認すると行数を24行、桁数を80桁に設定されています
24,80          
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この技はあなたのLinuxの使い方によってこまめに切り替えたりすると結構便利です。カーネルのログなんかを見るときは、1行の文字数が多かったりするので、桁数をおおめに設定したりすると見やすくなります。
ここで、使ったexportは環境変数といわれるものを変更するときに使用するコマンドです。シェルスクリプトなんかを使うときにはよく登場します。
ためにしに「export」とだけ入力して実行してみてください。わけのわからない文字がたくさん出てくると思います。ここに書いてある内容で、あなたがLinuxを使うときの環境の設定をしています。
その中に、「COLUMNS=」と「LINES=」というのがありますよね?今回はその値を変更したんです。