■ Fedoraの文字化けを直す
Fedoraをインストールして、「man」コマンドを実行したら文字化けしていた。という経験をしている方はいませんか?
これは、Redhatを使っていたパソコンにFrdoraをアップデートした時に起こります。
Redhatでは「EUC」という文字コード標準で使用していたのですが、 Fedoraになってからは「UTF-8」という文字コードが標準で使われるようになりました。
(いきなり変えるな!って気がしますが、、、)
Redhatの時の「EUC」コードのままで表示したために、文字化けが起こっているわけです。
そんな時はこれで、解決です。
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$ export PAGER=lv
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でも、このやり方だと、次にログインしたとき
また同じく文字化けしてしまいます。
そうならないために、Linuxの設定ファイルを変更して
今後、文字化けしないように対応します。
$ su - ←root権限になります
Password: ←rootパスワードを入力します
# vi /etc/man.config ←viエディッタで「man.config」ファイルを編集します
/PAGER ←「/PAGER」と入力して、PAGERの行を検索します
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PIC /usr/bin/gpic
VGRIND
GRAP
PAGER /usr/bin/less -isr ←修正箇所はここです
CAT /bin/cat
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↓
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PIC /usr/bin/gpic
VGRIND
GRAP
PAGER /usr/bin/lv ←「less -isr」から「lv」へ変更します
CAT /bin/cat
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:wq ←「:wq」と入力して保存後viエディッタを終了します
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PAGER /usr/bin/less -isr
↓
PAGER /usr/bin/lv
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上の箇所を変更するだけです。簡単でしょ!?
これで表示すると、ちゃんと、manコマンドの結果がみれます。
もし、今回紹介した箇所であなたが戸惑うとしたらviエディッタの操作ではないでしょうか?
もし、自信がないのなら、一度ファイルのバックアップをとってから編集すると良いですよ。
バックアップ
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cp /etc/man.config /etc/man.config_bak
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もし「/etc/man.config」ファイルの編集に失敗しても
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rm /etc/man.config
mv /etc/man.config_bak /etc/man.config
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と実行すれば、元にもどります(^^
これなら安心して変更できますね♪
■ 文字コードの種類
文字コードには、いくつか種類があって、OSによって標準で使う文字コードが違います。
だから、業務なんかでは、違うOS同士でファイルのやり取りする場合は、ファイルのデータが読めなくて、エラーになるなんてことが無いように、文字コード変換処理をするのが普通です。
たとえば、WindowsとUNIXのファイルのやりとりや、HOSTと呼ばれる汎用機とUNIXのファイルのやり取りなどです。
それぞれのOSで扱う文字コードが違うので、なにも処理をしないでファイルを連携すると、文字化けして何も読めなくなってしまいます。
これは憶えておくと良いですよ♪
代表的なものに下のような文字コードがあります。
■ 1バイト文字コード
英数字を表示するのに使われ、256文字しか表現
することができません。主に欧米で使われています。
ASCII(世界標準)
IBM汎用機 EBCDIC
■ 2バイト文字コード(日本語、韓国語など)
日本語の漢字などを表示する為に使われ、 65536文字
の表現ができ、主にアジア圏に多く使われています。
UNIX/Linux(Redhat) EUC
Linux(Fedora) FTU-8
windows/Mac シフトJIS